木製品
木製防護柵
杉・桧の間伐材を丸棒(円柱)に加工した製品です。現在、横木2段(H=0.9m L=1.5m)と横木3段(H=1.2m L=1.5m)を製作しています。環境にやさしい安全防護柵です。
認定番号 | 第22-50号 |
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用途(品目) | 転落防止柵 |
価格 | お問い合わせください |
事業者 | 出雲地区森林組合 |
循環資源 | 間伐材 |
認定期限 | 2026年3月31日 |
認定事業者に聞きました
グリーン製品に登録したきっかけを教えてください。
間伐した木は木材に加工され「間伐材」として市場に出されますが、消費先を模索しているのが現状です。間伐をすることで雨水を吸水し川の水へと流れる山は私たちの生活に密接に関わっています。健全な山林の保全のためにも間伐事業が途切れないよう、できる限り商品化して間伐材の有効活用を進めるために登録しました。
商品の特徴を教えてください。
杉や桧の間伐材を、加工工場の専用機械で均一な丸棒(円筒)に加工します。その丸棒を組み合わせて防護柵を製作します。横木2段と3段のタイプがあり、用途に応じて注文を頂いています。
グリーン製品に登録して良かった点はありますか?
国産の間伐材は、以前は工事現場の足場や割りばしなどに利用されていましたが、足場の素材は金属に変わり、割りばしも安い海外の木材に台頭され、行き場を失っています。丸棒(円柱)に加工して製品化することで少しでも間伐材が消費される流れを作ろうと取り組んでいます。
どのような実績がありますか?
公共土木資材として遊歩道等で転落防護策として採用していただいています。これを応用する形で、公園設備・遊具、造園資材として加工生産・販売しています。
今後の環境への取り組みをお聞かせください。
地元で刈り出された間伐材を買い受け、当組合が丸棒に加工して生産販売することで間伐の利用推進に努めます。森林が健全な環境でなければ私たちの生活にも影響します。環境保全の観点から用途を絞らずに間伐材の可能性を探っているところです。